Rev Speed — March 2007
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234 available scans from Rev Speed — March 2007, in rtl reading order. Original scans with searchable Japanese OCR; English translation pending. Drafts have not received exhaustive image proofreading; unreadable source remains recorded in the archival data.
Page 137 — Japanese OCR · English pending
マシンは大幅に軽量化されたが テストを行わないまま7月7日の セブンミテイングにまたして もぶっつけ本番で出場。ここでは 気温の高い夏場にも関わらず58秒 をマクドライブレ木下も 「いいよ、いい!夏場なのに速い よ!」と好感触この時点でマシ ンの基本的な骨格は仕上がった。 その後に、木下から口ールセンタ を少し下げて欲しいという指示 を受けた大原はボデとメンバ の間にスペーサーを入れるとで 前後のロルセンタを5ずつ 下げたGSコンパウンドでタイ ムを出すのは結果だけの話なので それまではMコンパウンドをどれ だけグリップさせるかに拘った。 3ヶ月後の10月に行われたト タル6度目となる走行では、口 ルセンタを下げたことが功を奏 し、驚くばかりの進化を遂げた。 マシンから降りてきた木下は「す こい曲がるハンドルなんか5分 しか切ってないのにめちゃめちゃ オバステア!と喜び つたく曲がらないアンダーステア の状態から、ここまで進化できた ことが本当に嬉しかったのだ。 しかし、フロントが抜群に良く なったことに対してリアがまだ 追従できていなかった。全長調整 式ダンパーでリアのロールセンタ
を下げてみたところ、 ドンドン 良い方向になった。店に戻た大 原は、車高を戻しつつスペサ を追加してリアのロールセンター をさらに10m下げた そして、筑波スパバトル本 番へ向けて12月2日にテスト走行 を行た遂に「きたね!と木 下からOKが出た。タイムは中古 のMコンパウンドで57秒8だった。 こまでダンパーの減衰力は、 毎回木下がエンドレスに持ち帰つ て変更していただけに、その場で 調整ネジを閉めたり緩めたりとい う微調整はほとんど無かったが、 12月5日の最終テスト走行で、は じめて木下から減衰の微調整の指 示が出た。タイムは中古のMコン パウンドで57秒3さらに、20 05年の筑波スパーバトルで使 用した中古のGSで57秒ラット だたこれが、シエイクダウン だった一昨年のスパバトルを 含め、トタルで8度目となる最 後のテストだった。 マシンから降りた木下は「筑波 スパバトルには油だけ変え てこのまま持ってきて。できるな ら車高も触らないでと、現状が ベストであることを告げたそう は言うものの、車高が低いため積 載車に乗せるには車高を上げる必 要があるので、ダンパーのネジ部 分に細心の注意を図り確実なマ キングを行って車高を変更した。
そして……場内アナウンスで55 秒947が報じられた瞬間、誰も がその数字に耳を疑い凍り付いた。 それだけのことが達成されたのだ。 ピットを共有しRマジツク同様 に木下がドライバを担当してい たATTKDの塚田が、まつさき に「おめでとう!木下流のイン をクルツと回って立ち上がる走り を丁寧にしていたよと、大原に 力強く握手し。それだけの走り を実現できたマシンの仕上がりに 同じチユーナという立場である 塚田も感動したのだ 日本最速のライバルを追い続け てきたRマジツクが遂に日本最 速の栄誉を手に入れたドライバ である木下ユザである島 谷の力も大きいが、それよりも木 下の指示に対して確実で間違いの ない仕事をしてきた、大原をはじ めとするスタツフ全員の実力がな ければ成し遂げられなかた偉業 だろう。だが、日本最速になるこ とは課程であって目標ではない。 最速になって得たのは、その課程 で培ったスタッフ全員の技術力 その技術とノウハウをユーザーの マシンに投影しユザがサ キツトを楽しく速く走れることこ そがRマジックのショップとし ての最大の目的であり、この1年 に渡るタイムアタツクの最終的な の目標だったのだ
Captions and page details
この日のテストの結果から、ボ デが重く硬すぎることと、そし てダウンフス不足を指摘され た大原はボデイ溶接で仕上げた ロルケジタワバを断腸 の思いで切断。取り外しが可能だ つたフロントタワバの細径化 や、各パツをチタンなどの軽量 素材に交換することでトタルで 26Kの軽減を実現空力的な対策 として前後にカナドを追加した。
ようやく見えた
最速セツテイング
必勝·A048改 スペシャルタイヤ 本番となる筑波スパバトル 当日は、当然の事ながら新品のG Sコンパウンドで挑む新品のタ イヤは溝が深いため、コンパウン ドの柔らかいSタイヤでは、トレ ッド部分でのヨレが大きく発生し てしまう。ところが使用して減つ たタイヤでは、何度も熱が入るこ とでコンパウンド自体が硬化して
しまい、新品と同様の性能は発揮
しにくいそこでタイムアタック 用のタイヤはトレツドの表面を 意図的に削り落とすことで、絶妙 な減り具合の新品タイヤを作る。 これが俗にいう削りタイヤで ある中古のGSコンパウンドで 57秒フラツトが出ているため木 下をはじめスタツフ全員が削りタ イヤを使えば56秒5は行ると考
「タイムが出た時に、今までやってきたことが 間違いじなかったって確信することができた(大原
えていたしかし人だ秒 短縮して56秒フラツトか、うまく すれば55秒台に入れると確信して いる人物がいた。他でもない島谷 である。 ラジコンの世界ではタイヤを 車両のセッテングに合せて削 るというのはごく普通のことラ ジコン用のタイヤを開発していた 島谷は、自分のFDのタイヤをラ
ENDRESS
ジコン同様に様々な形状に削るこ とで、1シーズンに1セツトしか 購入できないタイヤを、新品状態 の性能でどれだけキプできるな ど、膨大なデタを蓄積していた のだその経験から1年前に卸 した中古のGSコンパウンドと 新品を計算して削たスペシル タイヤとでは、歴然の性能差があ ることを知っていたのだタイヤ
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形成されているのが特徴。これは FDのように軽量な車両から、G T-Rのように重量のある車両にま でマツチする上に、様々なアライ メントに対して柔軟に対応できる 懐の広い性能を出すためである。 ところがこの性能を裏返していう とオールマイテイだが極限まで 詰めていないのだ。このためFD では端までトレツドを使切れて
の削りに自信がある 島谷は、スパバ トル用のタイヤは自 分に削らせて欲しい と大原に申し出た。 使用するアドバン A048は、ラウン ドプロファイルとい うトレッド面が丸く
筑波スーパーバトル優勝の盾を持つ木下と大原。 上は左からピンク4号担当した今回の影の立役 者、チーフメカ二ツクの中條義人。そして、メカ
「お
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二ツクの坪井隆と竹澤秀樹。右はRマヅツクの『お 客サンと立場がら、タイツクに大
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きく貢献し島。スッとドラバーだけで はなく、お客サンの力も借りて一丸なる姿こそ、 Rマヅックとシッのキラクーであり、 チユーナー大原幸弘のカリスマといえだろう
いないことが多く、削り方次第で タイヤの性能を大幅に引き上げる ことが可能なのだそこに気付い ていた島谷はドライバであり A048の開発ドライバーでもあ る木下に、自分の考えた削方に ついて相談し実際にイヤ開 発に携わる木下は、当然の事なが らA048の酸いも甘いも知り尽 くしているため、島谷が言う通り にカツトすれば性能を引き出せる ことは知っていたしかし、ドラ イバーとして言うべき事と言わな いことが、その境界線の内側にあ ると判断していたため、今までそ れは伏せていた。ところが島谷か らそのアイデアが出ただけではな く的確で間違いがなかったため、
まつシに
なった。 島谷はピンク4号の車重、アラ イメント、エア圧による膨らみ具 合などから、A048に最適な専 用形状を作り出したこれは、走 行時に必温間で1・8/に エア圧設定しているピンク4号だ からこそ可能な文字通りワンオ フのスペシャルタイヤだ。 ピンク4号が装着するタイヤは 17インチそれまで筑波最速のパ
インチドそれまで筑波最速のへ
していたこともあって、18インチ を使用しないとタイムの更新は無 理といわれる中、あえて17インチ を選択したのには理由がある当 初、大原はタイヤサイズは18イン チで行こうと考えていたが、木下 が17インチを推したためである。 18インチで極薄の扁平タイヤを使 うより、17インチの方が軽量な上 にエアボリユムも確保できるた
いる
オだに走専具ラ
卡
上使
め、ブレキもトラクシヨンも筑 波では絶対に有利。この判断は 島谷の作たスペシャルタイヤの 性能と合わせて、絶大な効果を発 揮することとなった。 12月7日、第17回筑波スパ バトルの当日には2日前の状態 から車高とアライメントブス ト、ガソリン量までもが寸分違わ ない状態にセツトされ気温と 路面温度の状況から、午前中の1 トライだけに全てを賭けることに
した。
神奈川県相模原市田名3530-1 TEL0427-64-7077http://www.rmagic.net/
取材協力/プロスタア一ク
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